7/08/2022

公演を終えて

 

 こんにちは。12年生広報係です。

 73日をもちまして、卒業演劇「わが町」の公演を無事終えることが出来ました。

 

 会場に足を運んでくださった皆様、思いを馳せてくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

 私たちがテーマにしていた「日常が最も大切であること」が少しでも観て下さった皆様に伝わっていれば幸いです。

 

 今回「わが町」を通じて私たち一人一人が改めて当たり前だった日々に目を向けることができた貴重な時間でした。

 

 「こんにちは」」「ありがとう」「ごめんなさい」……これらの言葉は日々当たり前に使う言葉です。しかし、実際に演技として相手の人に届けることはすごく難しいのです。私たちがこれらの言葉を発するとき、私たちはどんな思いで発しているのか。もし、しっかりと相手の人に伝わっていなければ噓の言葉として響いてしまうのです。なので、何度も何度も台本を読み直したり、それぞれの役について話し合ったり……そんな風に演技の上でも思いのこもった言葉での会話が当たり前になるように劇を作り上げていきました。このような日々を通じて、私たちはこの演劇期間でこれらの言葉が改めて大切な言葉だと認識し、決して適当に発してはいけないワードなんだなとクラスで共有することができました。演劇が終わった今後も、しっかりと相手の人に届けていきたいと思います。

 

 3日間の公演を終えて、たくさんの感情が沸き上がりました。無事に終えてほっとした気持ちや課題にしていた場面に納得がいかず悔しい気持ちも少し残ったり、もうこのメンバーで演劇ができない事に悲しくなる気持ちなどなど……。それは個々様々ですが、何よりも私たちは皆様に伝えたいことがあります。

 

「本当にありがとうございました」

 

今またコロナウイルス感染拡大が報じられている中で、この公演が当たり前のようにできたこと。皆さまに支えられてここまで来れたこと。そして、今このブログで皆さまに伝えることができたこと。私たちは幸せ者です。去年の4月からの約13か月― 見守ってくださり本当にありがとうございました。

 

 この投稿を持ちまして、2022年度卒業演劇ブログは終了です。このブログを読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

                                                                           広報係 ギブズ医師  レベッカ・ギブズ

 

6/26/2022

本番まで残り1週間!

こんにちは!広報係です。

いよいよ上演日まで残り1週間を切りました。
今回は先週金曜日に行った通し練習のご紹介と、上演日まで1週間を切った今、クラスとして思うことについてお話しさせていただきます。

まずは金曜日に行った通し練習についてです。
先週の投稿でも書かせていただきましたが、「通し」とは衣装や道具、音響などをすべて入れて劇の初めから終わりまで止めずに行う練習のことです。
この練習をすることで劇の全体像が把握でき、本番の日までに今後どのような練習をやっていけばよいかが見えてきます。
今月に入ってから通しを3回してきましたが、前回までのものは、お客さんに台詞が届かない、つまらない、クラスの一体感がない…などなどどれもあまりよい感触が持てませんでした。
ですが、今回の通しは初めて手ごたえを得ることができました。皆が一番感じたのは一体感です。今回は初めて会場での通し練習ということもあり、皆気合十分。舞台に出ていない人は舞台裏からエネルギーを送り、支える。演じる人はそのエネルギーを感じて客席に届ける。クラスが一つとなって、取り組むことのできた通し練習でした。
もちろん、多くの課題も見つかりました。それでも、一人ひとりが全力で演じきったこと、そしてクラスとして満足感を持ってその日の練習を終えることができたこと。充実した時間を送ることができました。

最後に私たちが今思うことを一言__思い返せば去年の4月に始まった卒業演劇の話し合い。10月には演目が『わが町』が決まりました。今年の3月には役決め、4月からの3か月はクラスとして「どんな 卒業演劇にしたいか」について考えてきました。

この1年3か月の期間、楽しいことばかりではありませんでした。作品候補がなかなか見つからない、全員の役がなかなか決まらない、自分たちの納得いく形がなかなか見えない…等です。大変な時間のほうが長かったです。それでも、クラスで話し合い、一歩一歩歩んできました。
公演日にハプニングが起こるかもしれません。それでも私たちは会場に足を運んでくださる皆さんに、私たちの「わが町」をお届けできるよう全力で楽しみ、演じ切ります。

以上、広報係でした。

次回は本番終了後の投稿になります。

6/19/2022

初めての通し&初めての衣装合わせ

こんにちは。

今週から来週にかけては広報グループのレベッカ・ギブズとギブズ医師の2人でお送りします。21日火曜日には会場のアスピアに入るので、今回は少し早い日曜日に投稿します。


〇6月16日

まずは一日の過ごし方について、実際のスケジュールから練習・製作作業がどのようなものかをお伝えできればと思います。

【6月16日のスケジュール表】

・8:10  打ち合わせ    

 今日一日何をするのか、全体統括・演出グループの生徒たちと演出の先生とで話し合いをします。

・8:30 出席確認 終わり次第発声練習・ストレッチ

 演劇ができる体づくりと練習。ウォーミングアップです。

・9:15 場面練習①    

 一つの場面をじっくり作っていきます。個人練習をする人もいます。

・10:30 おにぎりタイム   

 ちょっとした休憩時間。おにぎりを食べない人もいます(笑)

・11:00 場面練習➁    

 ひたすら場面づくり。製作作業が必要な人はこの時間を使って完成を目指します。

・11:45 場面練習➂ 上に同じ

・12:30 昼食・休憩

・13:15 通し稽古準備

・13:40 通し稽古開始    

 この日は衣装や道具を使い、本番と同じように最初から最後まで通しで演じてみます。

 音響、転換など諸々のタイミングをはかる機会でもあります。

・16:00 通し終了・片付け、休憩

・17:30 振り返り    

 通し稽古で見えたことについてシェアや確認をして、今後どのような練習をしていくべきか考えます。

・20:00 終了・帰宅


この日は初めての通し稽古でした。通しは全体像が把握できる機会であると同時に、今後練習をする上でのモチベーションにもつながります。本格的な通しが初めてだったということもあり、いろいろな課題が見え、まだまだ練習していかなくてはならないなと改めて感じました。今自分の出せる精一杯を出すことができ、よかったことも沢山ありました。



〇6月17日

初めての衣装合わせ✨✨

衣装係の人たちが作ってくれた衣装をみんなが着て、場面ごとに確認。役のイメージ、登場人物相互の関係性に合っているかを見ていきます。先生にも立ち会って頂きました。


1900年代の雰囲気が、かわいらしくおしゃれに再現されていて、一つひとつはシンプルなデザインですが、細かいところにまで手がかけられたいい出来だと思いました。


一から作ったものもたくさんあります。例えばワンピースは型紙をとるところから始め、色や形を決めるなど、細かい工程を経て完成したそうです。


衣装合わせをしていたホール2には「この衣装かわいい~」「センスあるね~」などの声が飛び交い、みんなの反応も想像以上に好評で、今後に向けてクラス全体の気分も盛り上がりました。


衣装係のみんな夜遅くまで残って頑張ってくれてありがとう。


本番では衣装も楽しみにしていてください!

この劇では、ひとつの役の中でも何度か衣装換えがあります。その変化にもご注目ください!


以上本番2週間前の報告でした。




6/13/2022

全体統括

 

こんにちは! 

全体統括グループです。 

今週は、エミリー・ウェブ、ギブズ医師、カーター氏の3人でお送りします。 

制作グループの紹介は最後になります。 

まずは、全体統括グループが日々どのようなことをするのかご紹介したいと思います。主な仕事はスケジュール管理です。いつまでに、誰が、どの作業を、どのようにするのかーをリスト化し、本番までの予定表に落とし込んでいきます。 

また、日々のタイムスケジュールに沿って「今からホールで表練習、教室で裏練習します!」といった指示出し・タイムキーパーも行います。

もちろん、全てが予定通りにうまくいくわけではありません。 

予定通りにいかなかった時はその都度その都度予定を練り直します。 

膨大な作業量があり、また練習に支障をきたさないように対応するので休憩時間がなくなることもありますが、計画通りに進んだ時は何とも言えない快感があります。 

 今は、2度目の演劇エポック(集中期間)に入って、クラスとしてもどのグループも大変な時期を過ごしていますが、頑張っていこうと思います。 

  

以上、全体統括グループでした! 

6/06/2022

衣装

こんにちは。
あっという間に月曜日がやってきました!

第5弾はマートル・ウェブ、ウィラード教授、ウォリー・ウェブによる衣装係です。

私たちは脚本を読み込んで衣装のイメージを話し合い、デザインを考えてきました。
「わが町」の世界を衣装で表現するにはどのような色や生地を使えばいいのか、照明が当たったらどう見えるのかなど、いろいろなことを同時に考えるのは大変な時もありました。

ですが、メンバーそれぞれが衣装のイメージをはっきり持っていたので、比較的スムーズに決定できたような気がします。

最近は制作にとりかかっています。もう6月に入ってしまったということに焦りを感じてもいますが、本番に向けて楽しみながら活動しています!!

以上衣装係でした。
ありがとうございました。


おまけ
6月2日に会場のサイズ感を知るためにアスピアで行った下見の写真です。
舞台からセリフを言って観客にどのくらい聞こえるのかなどを試し、道具を置いて、その道具が観客からどう見えるか、どう置いたらよいのかなど話し合っています。

ここからどのように舞台が出来上がっていくのか楽しみにしていてください!











 

5/30/2022

音響

こんにちは、音響グループです。

メンバーはビル・ワレンとジュリア・ギブズの2人です。

私たちの主な作業は、劇中で使われる曲や効果音の制作です。

効果音は打楽器などを使って音を出します。

できるだけ本物の音に近くなるよう、最初は電子音を使うことも考えましたが、楽器などの自然な音を使いたいという思いから最終的には今のような形に落ち着きました。

様々な楽器を鳴らしてぴったりくる音を探し当てることは大変ですが、「これだ!」という音を見つけた時はとても嬉しいです。

一方、劇中曲に関しては、使う曲が脚本に指定されているているため、楽譜や楽曲の音源を探すところから始めました。

楽譜が手に入ったら、いよいよ練習が始まります。

また適当な楽譜がない場合は、会場で使える楽器や、その場面で楽器をできる人の数などを考慮して編曲しています。

効果音と曲のどちらもある程度のめどが立ってきているので、今は曲の練習をしたり、練習のサポートに入ったりしています。

どんな音や曲が使われているのか、それが劇にどんな効果をもたらしているのか…。

本番をお楽しみに!

以上、音響グループでした!

5/23/2022

大小道具

こんにちは。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

私たちの卒業演劇も本番まで40日を切りました。今週は大小道具チームがお送りします。メンバーはジョー・クローエル、ハウイ・ニューサム、ジョー・ストダード、ソームズ夫人の4人です。

私たちの活動は、劇の世界観を表現する舞台装置や、台本に出てくる道具を製作するというものです。

そのプロセスをご紹介しましょう。

まずデザインを考え、それを図に起こして試作してみます。その後、試作品をクラスで共有し、合意が得られたところで、本製作用の木材など、材料の買い出しに行きます。

現在は一部の木材の買い出しを終え、いよいよ製作を始めたところです。時間が足りないので、最近は放課後も使って頑張っています。メンバー皆で役割を分担し、大変ながらも楽しみつつ、なかなか手際よく作業が進んでいると感じています。

皆さんに舞台を楽しんでいただけるよう、ここからも頑張ります!

大小道具係でした。

ありがとうございました。